2021-04-07 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
福島の只見川に行ったわけですが、只見川は細長く、かつ水が大変豊富だということで、電源開発のダムなどがたくさんある地域です。その分、いろいろな、ダムの放流と護岸の決壊といった災害も起きたり、訴訟などもあったわけです。利水ダムが洪水時に治水機能を果たさなくてよいのかという問題意識をあの当時から持ち続けてきました。
福島の只見川に行ったわけですが、只見川は細長く、かつ水が大変豊富だということで、電源開発のダムなどがたくさんある地域です。その分、いろいろな、ダムの放流と護岸の決壊といった災害も起きたり、訴訟などもあったわけです。利水ダムが洪水時に治水機能を果たさなくてよいのかという問題意識をあの当時から持ち続けてきました。
その後、第八只見川橋梁、被災を受けた橋梁でございますが、この付近の水位を低下させるための対策等によってこの橋梁を元の位置で復旧するということが可能になったと、こういったことを踏まえて、平成二十八年十一月、再度見直しを行い、現在この見込額は約八十一億円とされているところでございます。
今でも、この東京、関東の電気だって、福島の原発はとまっています、新潟の原発はとまっているけれども、只見川や猪苗代湖の水で発電した電気がこの関東に流れているんですよ。まだまだ猪苗代湖のポテンシャルだってある。只見川の水量だってまだまだ確保できて、もっともっとポテンシャルは上げられる。こうした自然環境エネルギーをしっかりやっていくということが、まさに地域経済の活性化にもなっていくわけです。
まさに戦後の日本の発展のためのエネルギー基地と言ったらおかしいですけれども、只見川電源開発ということで、田子倉ダムを中心に水力発電が国策として整備されてきた。これの資材の搬入搬出を含めて、そのインフラ整備が実は只見線であり、それがJR、国鉄の方に移管された歴史があるわけですね。つまり、利用客、通常の乗る人が少ない、多いではなくて、もともとそういう国策にのっとって、歴史が違うんですよ、普通のとは。
私が聞いているのは、橋梁の云々の調査ではなくて、只見川豪雨災害における原因は、地元でこのような考え方が示されているわけですから、しっかりもう一回調査すべきじゃないですかというふうにお聞きしているんです。
この只見川のダメージ、自然災害かどうかというのは、いろいろ地元では、今申し上げたような指摘をしているわけでありますので、しっかりと今回の洪水被害の原因を調査する必要があると思いますが、いかがでしょうか。
○菅家委員 私の趣旨はそうじゃなくて、只見川豪雨災害の原因をしっかりと調査すべきだというふうに申し上げておりますので、ひとつよろしく御答弁をお願いしたいと思います。
これ以外の運休区間については、橋梁のこともございまして、福島県が策定中の只見川の河川整備計画を踏まえつつ、JR東日本において対処方針を検討しているところであります。 国土交通省としては、今後とも、早期復旧に向け関係者間の調整が円滑に進むように指導、支援をしていきたいと考えているところであります。
資料としては配付していませんけれども、ちょうど一年たったので、うちの地元の新聞では、この復旧工事遅過ぎるという、国の着工率三八%ですよ、只見川の復旧工事。観光についても、観光回復容易でない。先ほど鉄道の話も出ました。何のめども立っていないんですよ、JR只見線。農地の復旧手付かず。これが現状ですよ。 昨年の新潟・福島豪雨がこの現状、一年前、この一年間何をやってきたのか。
JRで現在、只見川は河川管理者は福島県さんなんですけれども、福島県さんが行っている只見川の改修計画の検討結果や、斜面崩壊については土地を持っておられる土地所有者さんとの安全対策の協議などを踏まえた上で対処方針を検討したいとしていますが、私ども国土交通省としても、東日本会社と関係者の調整がちゃんと円滑に進むよう、きちんと指導してまいりたいというふうに考えております。
同町では、只見川のはんらんにより二百六十一棟の建物被害のほか、JR只見線の鉄橋、国道橋及び町道橋が落橋するなどの被害がありました。 その後、長谷川金山町長に御説明をいただきながら、同町の被災現場を視察いたしました。
東日本大震災ではございませんけれども、新潟、福島の大豪雨の災害復旧については、只見川については福島県から国土交通省が委託を受けて復旧をやる、そういったことで今やることになっています。
○小熊慎司君 今回の豪雨では、只見町はもうこれは観測史上最多というふうになっているんですが、また大きな被害を受けた金山町の副町長さんとお話ししたんですけれども、七年前のときは沢も結構あふれていて、金山町においてはあふれて、避難をしたときも結構その場所が限定されたんですが、今回は本当に只見川流域だけ避難をして、沢伝いのところは避難しなくても十分だったということなんですね。
先生御指摘のように、今回、新潟・福島豪雨におきまして、御指摘の只見川、そして阿賀野川、上流は阿賀川と呼んでございますが、ここにおきましては、河川の護岸の損傷、あるいは道路橋、それからJR只見線の鉄道橋の落橋など極めて激甚な被害が発生したというふうに認識してございます。 また、今御指摘のように、この只見川、阿賀野川には十七基の、十七か所の発電専用のダムがございます。
なお、只見川につきましては、只見川の河川の護岸の工事と復旧に当たりましては、県からの要請を受けまして国が代わってこれを進めるということにしてございまして、こういった意味も含めて、できるだけ早い復旧をし、地域の方々に安心していただけるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。
昔々、只見川の水力発電所から始まって、今ここについている電気は実は福島県の原発から来ているものであります。新潟県の柏崎はとまっていますので、五割以上福島県の電気だということを皆様方御認識をしていただきたいと思います。 それで、この電気は原発からつくられていますけれども、電気というのは経済の血液だと思います。そして、日本経済を支えている大事な大事なものだと思います。
最後に水力でございますが、ばかに嫌われておりますが、日本には只見川方式というのがございまして、これは一つのダムでやらずに多段式にしております。そのために貯水量が非常に少なくて済むという特徴がございます。大きな貯水量を持ちます三峡ダムのたぐいは、あれは洪水防止用のダムでございます。それから、アスワン・ハイダムは農業用のダムであります。
只見川流域などに生育する会津桐は、冬の寒さのため木目が密で美しく、高値で取引されてきましたが、そのほとんどが他県に移出され、桐材の産地でありながら桐製品の産地になり得ない状況でありました。
その後、只見川電源開発というものが鳴り物入りで行われて、これが戦後の東京の電力源にもなったわけでありますけれども、これも百万キロワットに及びません。 今日、高層建築のエレベーター、暖冷房、そしてテレビはみんなが夏はあの甲子園のときに集中する。
尾瀬分水というのは非常に古い歴史を持っておる問題でありまして、大正十一年に福島と新潟と群馬県の三県の知事が、只見川の水を六・一二トンですか、流域変更する許可を得たときからその長い歴史が始まって、今日まだ問題になっておるという経過があるわけであります。その後、昭和四十一年の四月一日に、一級水系ということでこの処分が建設大臣にゆだねられてきたということでございます。
しかし、リゾート構想そのものには、面積が大きくなるものだから入っていないようでありますが、それにしましても会津の立場からいうなれば、この尾瀬沼、そして尾瀬から流れまする只見川あるいはまた阿賀野川の水系というものをなしにしては、会津の自然、会津の歴史、会津の生活は考えられないということでありますが、片や首都圏の生活用水のためにということで、流域を変更してこれを東京に持ってこようという論もございます。
それとまた同じく只見川、これは有名な尾瀬の分水でございますが、この只見川の分水と今言った信濃川の分水計画というものを国土庁がそれなりの構想、計画の中で水需給に対する、二十一世紀に対する大きな問題として取り上げるお考えがあるだろうか。建設省はこれに対して反対の御意見のように聞いておりますが、独自な立場に立っていかがなお考えかということで、この三点をお尋ねいたします。
○小川(新)委員 大臣、今の私の質問でございますが、二十一世紀を目指しての大きな構想の中で信濃川、只見川の分水と利根川、荒川の貯水プールの問題、河口ぜきの問題の質問をいたしました。そのほかまだたくさんございますけれども、これに対して長官の御決意をお聞きいたしまして、ちょうど委員長もおかわりになったようでございますから、ここで私もかわらせていただきます。
只見川、これは尾瀬分水から只見川そして阿賀野川へ通ずるわけでございますが、只見川や信濃川からの導水についても検討を加えるべきだ、こういう答申があるわけでございます。 多分、この答申を受けまして、鈴木都知事が六月二十六日記者会見をいたしまして、東京渇水の実情から見て信濃川分水を関東に導入をすべきであるという発言をなさったわけでございます。